データレコーダや無印の74シリーズに歴史を感じます。昔は技術者みんな知っていた磁気ヘッドやマイクロメカのノウハウって、半導体に置き換えられて一部関連企業以外ではロストテクノロジーになりそうです。
カセットテープにPWMによる独自フォーマットで録音していたなら、位相を使っていないからPCに取り込んだ後にWAVをMP3に圧縮しても大丈夫でしょうか。
自分は昔のデータを保存したカセットテープの代用に、ハイサンプリングのリニアPCM保存できるICボイスレコーダーを使用しています。
ご訪問&ご記帳頂ありがとうございます。
MP3にあまり詳しくないので、うまく回答になっていなかったらお許し下さい。
MP3は可逆性がない圧縮方法ですから、圧縮による信号波形のまなり度合いにより、0,1のbit情報が狂ってしまうのが心配です。
TANACOM-1 の音声信号は、単純な矩形波の山と谷を使いました。谷を長さKに固定しておき、「bit0」なら山の長さをK、「bit1」なら長さを2Kにし、カセットテープに飽和音量で録音しました。Kの値はカットアンドトライで決め、読み取りエラーが出る3歩手前ぐらいまで高速化しました。
実は、2009年大修理の時、もしもカセットインターフェースが使えないなら、カセットテープの音をPCにWAV形式で取り込んで、波形を解析で0・1に変換し、プログラムを復元する作戦も考えていました。運良く、カセットインターフェースが修理できたので、それには至りませんでした。
e.naka さんも今、昔懐かしいマイコンのデータをICボイスレコーダーに移し替えられておられるのですか?
MP3は音響心理学的に人間が敏感な周波数スペクトル情報の再現性を残しつつ鈍感な位相情報の再現性が低いという特徴があるため、PWMなら矩形波だろうから位相は狂っても平気かなという考えでした。
うろ覚えですが、カンザスシティフォーマットは周波数変調しか利用していないためMP3圧縮してもよほど低ビットレートにしない限り平気ですが、サッポロシティフォーマットは位相変調も用いているためMP3圧縮すると読めなくなりました。
4GB内臓しかない頃はあまり使用しないWAVデータはPCに退避でしたが、32GBのSDHCが使えるICレコーダーに買い替えて非可逆圧縮なしでも全データを入れられるようになりました。
初めて使ったPCが伯父のおさがりのPC-8001(RAM2階建改造により本体のみで64KBフル実装でNO-WAIT動作)で、今もICレコーダーから読み込んで時々動かしています。そのうち憧れだったPCG/PSGをFPGAで作って内蔵したい。
MZ80BやFM7も後でもらったのですが今はもう動きません。
おー32GBのICレコーダーなら大丈夫ですねー!
MZ80BやFM7は懐かしいですね。これらをFPGAで再現しておられる猛者もおられるようですね。皆さん、昔懐かしいゲームのあの画面をもう一度みたいとの思い、気持ちがよく解ります。
いっそ、昔のマイコンのプログラムテープをPCにWAVで取り込んで、ソフトで復調しバイナリで保存。マイコンにLOADさせる時、サウンドカードからバイナリを元に「ピュロロー」と音声が出るソフトがあれば嬉しいですよね。
- YY-BOARD -