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EASY-4は現存していますが,手元にはありません. 多分30年以上使っていないと思います. 電波科学への連載後,録音TapeでのDataSave等を付加しました. ソフトとしては,VTF(VeryTinyFortran)環境で,私の周りでは未知の数学的課題であるところの(超大袈裟!)4つの0〜9の数を加減乗除して10にする(出来ない)組み合わせを求めました. その後,DataSaveにDigitalTapeかDisketteを追加しようとし,後者を選んだのが大不正解で制御方法が分からず,諦めました! 尚,亀レスになりますが,質問などありましたら,どうぞ.--- F i n ---
Re: EASY-4(その2) - duo6750 2012/04/22(Sun) 07:09 No.84 こんにちは、今現在まさに16bitの手作りTTLコンピュータの半田付をしている者です。 早速ですが、3点程御教授をお願いします。(1)EASY-4 の「4」は何を意味する数字なのでしょうか?(2)アーキテクチャ設計時に影響を受けたミニコンはありますか?(3)正確な命令セット等の設計情報を知りたいのですが、どこか(Web上)にありますでしょうか?突然かつ、不躾なお願いですいませんです。 Re: EASY-4(その2) - 管理人tanacom 2012/04/22(Sun) 18:24 No.85 >EASY-4は現存していますが・・・多分30年以上使っていないと思います現存しているとお聞きできただけでも、嬉しいです!>Disketteを追加しようとし・・・諦めました確か当時「作るコンピューター」か何かに、5インチ?のFDDをマイコンに接続する記事が出てましたが、そのインターフェース部だけでも結構な部品数だったので、「これを作るだけでも大変だ」と思った記憶があります。EASY-4 には確か、紙テープリーダーとパンチャーを装備されておられましたねー。そして、パンチャーで紙テープに3x5ドットの文字を穿孔し、プリンタ代わりにされていたのを覚えております。その紙テープリーダーが実装されているのを羨ましく見ておりました。今の今でも、TANACOM-1 に超中古のテレタイプが欲しいと思ってしまいます。>亀レスになりますが,質問などありましたら,どうぞありがとうございます! 超ご多忙とお聞きしておりますので、無理なさらぬ範囲で、よろしくお願いいたします。( to duo6750 様 )お久しぶりです、duo6750さんのHPは毎日、進捗状況を拝見させていただいております (^^); Re: EASY-4(その2) - 根飛清一 2012/04/23(Mon) 17:47 No.86 >(1)EASY-4 の「4」は何を意味する数字なのでしょうか?4週間で作る予定でした(設計1,部品入手と製作2,Debut1).実際は1975/10から12月の6週間ほどでした.この間は,仕事から帰ったら,電話にでず,手紙も読まず,風呂にも入らず(?)に集中して作りました.人生で最も充実した時でした!>(2)アーキテクチャ設計時に影響を受けたミニコンはありますか?Computerとの出会いは,このサイトの主と同様にNHK教育のコンピューター講座でした(多分,私は高校生). そして,トラ技のATOM-8を作り,H/WとS/Wが繋がり,MCOT会というマイCPU自作同好会に加わりましたが,設計がまとまらず,並行してEASY-4を作りました. 影響を受けたのは,ATOM-8,IBM/360,HITAC-10等々でした. 私はFORTRAN(やCOBOL)のソフト屋で,Assemblerは殆ど知らなかったので,どんな機械語があると良いのかの感覚がつかめなくて,easyに設計しました.>(3)正確な命令セット等の設計情報を知りたいのですが、どこか(Web上)にありますでしょうか?EASY-4の事が話題になるとは夢にも思っていませんでしたので,Web上などへ公開していませんが,アーキテクチャーは本siteの徒然にあり,命令セットは,Load,Load&Test,STore,Compare,Add,Subtract,aNd,eXclusive.or(以上がR-S命令),Branch,B.AndLink,B.Plus,B.Zero,B.NonZ,B.Minus,BAL.Inturrupt(Branch)とShiftRightLogical-1bitです.では,また. Re: EASY-4(その2) - duo6750 2012/04/24(Tue) 13:27 No.87 回答ありがとう御座います。(1)「4週間の4」とは思いませんでした。(2)やはり皆さんATOM-8は「バイブル」なのですね。命令体系に関しては360よりもPDP-8あたりが源流かなと想像していたので意外でした。(HITACの機械語はこれから調べてみます) (3)了解です。EASY-4の直系子孫がTANACOMなのですね。両者共に大変美しい命令体系だと感服しております。To:田中さんRETROF-16はやっとエッチングが終わり、部品のハンダ付を始めた所です。 1+1=2ができるのは、早くても「お盆」あたりになるかと思います。まあ、納期があるわけではないので、ノンビリと進める所存です。 Re: EASY-4(その2) - 管理人tanacom 2012/04/24(Tue) 17:45 No.88 >風呂にも入らず(?)に集中して作りました.人生で最も充実した時でしたいゃー素晴らしいです!、今の若い方々にも、味わってほしいですねー>トラ技のATOM-8を作りおー!、そうでしたかー私は、「作るコンピュータ」でATOM-8を知りましたが、そのトラ技が出たのは1973年なんですね。ATOM-8の記事読んだときに、RAM32byteで、コンパクトだけど、コンピュータの何たるかを一番勉強できるマシンだなぁ、と憧れていました。>私はFORTRAN(やCOBOL)のソフト屋で・・・そうだったんですねー、私はてっきり、「EASY-4 の製作者は、ハード屋さんだ」と推測しておりました。EASY-4 のクロスアセンブラは、もしや FORTRAN でお作りでございませんでしたか? Re: EASY-4(その2) - 根飛清一 2012/04/25(Wed) 00:41 No.89 >命令体系に関しては360よりもPDP-8あたりが源流当時はPDPの環境が身近に無かったように思いますので,PDPの事は調べていないと思います. IBM/System360も身近には無かったのですが,関連資料はありました.>EASY-4 のクロスアセンブラは、もしや FORTRAN でお作りでございませんでしたか?はい,Fortranで作りました. 当時はクロス環境は職場等にあり,EASY-4(自宅)と離れていたので,あまり有効には使えず,ハンド・アセンブル主体になりました.○TANACOM-1 に超中古のテレタイプが欲しい・・・私も欲しくて,無理すれば買えそうでしたが,騒音や振動で個人住宅には向かないし,ロール紙なので保存に不便なので,がまんしました. そして,TV表示を写真に撮って印刷していました. ところで,紙テープ関連の機器はMCOT会長の所有物で,会では使う環境が出来なかったので,好きなだけ使えました!ところで(その2),実は私は電子回路にはかなり疎くて,トラ技の多くの記事は難しくて理解できませんでした. オーディオ・アンプの回路図を見て,その通りには作れましたが,きちんと理解できず,自分からの回路設計はできませんでした. しかし,Digital回路は0か1かなので,なんとかなり,ATOM-8の成功で自信がつき,次がEASY-4でした. つまり極く簡単な回路以外では,EASY-4が私が初めて設計した電子回路だったので風呂にも入れなかったという訳です. 以上,長文失礼 Re: EASY-4(その2) - e.naka 2012/04/29(Sun) 15:40 No.90 ググってみたら、ロジック工房という学習用論理SIMのシェアウェアの作者さんが、EASY4の実装と解説を公開しておられました。 http://www.h4.dion.ne.jp/~ishimoto/ES4jrMain.html http://www.youtube.com/watch?v=TTa2c0GkUls Re: EASY-4(その2) - 根飛清一 2012/05/01(Tue) 17:48 No.93 良くは分かりませんが,凄いですね! こんなところでEASY-4が使われるとは思いもよりませんでした.
irukaです。retrofさんの掲示板から参りました。少しだけ昔話を書いてみます。私が最初にマイコンにはまったのは高3のころです。故宮永好道先生のトラ技の記事でSC/MP-IIを使ったマイコンの記事がありました。これを読んでいたら無性に作りたくなって、当時のI/Oみたいな雑誌の広告をたよりにSC/MP-IIとコンボChip(128Byte RAM+I/O)を買いました。組み立てたボードは10cm x 10cm程度のユニバーサル基板にスライドSWでアドレス8bit+データ8bitのDMA書き込みです。電源は単三x4本の乾電池駆動でした。表示も8bit分のLED(DMAメモリー読み出し)と7segLED x 1桁(こちらはコンボChipのI/Oに繋ぎました)その後、2114(4bitx1024word)のようなSRAMが売り出されたのでメモリー増設して、円周率を200桁程度求めてみたり、オーディオカセットインターフェースのようなものを作って(ソフトウェア処理)ロードセーブとか、やってました。残念なことにその筐体も、SC/MP-IIチップももう残っていません。21世紀になってからAVRマイコンに手を出しまして、Atmelの40pinのマイコン(ATmega644とか)をプログラムできるようになりましたので、AVRでSC/MPをエミュってみたいな、と考えております。以下の、AVRで8080(cp/m-80)をエミュってらっしゃる、とよしまさんの作品に啓発された感じです。http://code.google.com/p/cp-mega88/それでは。今後ともよろしくお願いします。
Re: こんにちは。 - 管理人tanacom 2011/12/01(Thu) 23:02 No.27 irukaさん、こんばんは、ようこそいらっしゃいました。SC/MP-II の文字を見て、心の底から「何もかも懐かしい」と思いました。8080や6800に比べると、ややマイノリティー(ご免なさい)的なCPUでしたけど、I/Oやトラ技にも毎月のように広告が出てましたねー。私は、SC/MP-II を勝手に「スキャンプ・ツー」と当て読みしておりました。それにSC/MP-II の素直なアーキテクチャは、凄く好感が持てました。irukaさんも色々増設されたり、プログラミングも活発にされてたんですねぇ。SC/MP-II には、VTL( Very Tiny Language )的なモノは何かございましたか?モニタROMに1パスのアセンブラが内蔵されていた様な記憶があるのですが?MZ-80とSC/MP-II の2台持ちだったんですね。私もAVRは、大好きです。5V電源だし、開発環境も充実しているし、シリーズによって、色々特徴を持ったチップだし。>AVRでSC/MPをエミュってみたいな、と考えております。わー、それイイですね! エミュでも、当時のSC/MP-II と等速出るんじゃないですか?!これからも、よろしくお願いします〜! Re: こんにちは。 - iruka 2011/12/01(Thu) 23:17 No.28 管理人様コメントありがとうございます。当時の2114 x 2 (2kB)でもGAMEインタプリタとかTinyBASIC風言語がぎりぎり入りそうですが、SC/MP-IIの特殊なアーキテクチャゆえ高級言語実装は早々に諦めてZ80に転向しました。商用ではApple-IIのマネコンみたいなOrangeという名前のコンピュータがありまして、Orange-Basicという言語はあったみたいですが、そのほかにはSC/MP-IIに実装されたBASIC系言語を知りません。Z80のほうですが、CPUボードは自作して当時の6847みたいなVDPチップでTV出力して、ファームはMZ-80Kを解析して互換機のようなものにしておりました。(MZ-80KのBASICを走らせていました)その当時もSHARP BASICの改造は流行っていたようです。>エミュでも、当時のSC/MP-II と等速出るんじゃないですか?!軽く出ますね。SC/MP-IIはN-MOSで4MHzクロックなんですが、内部4分周(まるでPIC)な上に、中身がマイクロプログラム方式なもんですから、LD命令が18cycle(4MHzで数えると72cycle)も掛かります。なので、ATmega644のI/Oの先にSRAMぶら下げてそこからフェッチしても余裕だと思います。(中身もマイクロプログラムですし) Re: こんにちは。 - iruka 2011/12/10(Sat) 22:04 No.36 こんばんは。お邪魔します。昔話の続きです。*パチパチスイッチでIPL入力その昔、ミニコンピュータの時代がありました。(HITAC-10IIとかです)当時ミニコンには現代で言うところの2732とか2764のようなEEPROMが実装されておりませんでした。(インテルがEEPROMを発明したのはずっと後です)なので、最初の最初にはDMA(2進パチパチスイッチ)でプログラムを入力する必要がありました。IPL(イニシャルプログラムローダー)が起動すると次に紙テープリーダーのようなものからOSやらFORTRANのような処理系を読ませるのです。現代のパソコンで言えばいわばハードディスクのセクタ0に書かれたブートセクターのようなものでした。私の自作したSC/MPやZ80のマイコンにもROMが実装されておりませんでした。理由は、インテルの発明が間に合わなかった、からではなくて、単にROMライターを持っていないなかったからです。ROMライターを買うお金が無いので、工夫でカバーします。5101とか6116のようなCMOSタイプのSRAM(4bit-dataなので2個買います)をゼロ番地付近に実装して乾電池でバックアップしておくのです。こうすることでROMを実装したのと同じ効果が得られます。しかもARMのFlashROMのようにIAP(In Application Programing)で自己書き換えも可能です。普段は暴走で飛ばないようにライトプロテクトをONにしておきます。ところで、このCMOSのSRAMにどうやってプログラムを書き込むのでしょうか?答えは、やはり、パチパチスイッチの登場です。CPUをHALTさせておいて、SRAMのアドレスバスとデータバスに外部からスイッチでHi/Loを与えておいて、WE(書き込み)信号をON/OFFすることで直接SRAMにデータを書き込んでいきます。ただし、この方法で長いプログラムを書き込むと指が痛くなるという欠点があります。ですので、IPLは極力短くなるように工夫するわけです。私の場合は、IPLで書き込むプログラムは紙テープリーダーの読み取りソフトではなくて、簡単な16進モニタでした。(NECのTK−80というi8080ラーニングキットについているような16進キーボードと7SEGの8桁LEDを使って、もっと手軽に16進の打ち込みが出来るようにするモニタプログラムを入れていました。)TK−80のLED点灯はDMA処理で行なっていたようですが、私が作ったワンボードマイコンは8255のようなものの先に割り付けたLEDのダイナミック点灯なのでソフトウェアによるダイナミック点灯と、(同時並行で行なう)16進キーボードのソフトスキャンが書かれていました。次に、その16進LEDモニタを使って、カセットテープを使ったバイナリーローダーとセーバーを書いていたりするのですが、それはまた別のおはなしということで。
すばらしいページ作成と素敵なコンピューター開発お疲れ様です、本当に楽しめる内容です、ありがとうございます。私も実現したい命令(16ビット命令で16ビット数値の即値ロード)をもったCPUを作るべく資料集めから開始しました。電波科学は当該号を含む4年分(5年かも)全部セットで15万円(!!)で、神保町の工学書専門店の地下階に置いてあったのですが、あきらめて、東京都立図書館(立川)で必要刊のコピーを入手して来ました。ここはメールで頼んで郵送もしてくれるので、興味のある皆様は利用してみたら如何でしょうか?エンサイクロペディア・アスキーの合本も全部ありました。(GAME-IIIとかTL/1とかに)
Re: 電波科学・資料集め - 管理人tanacom 2011/12/27(Tue) 18:27 No.68 ご訪問&ご記帳頂きまして、ありがとうございます。>本当に楽しめる内容です、ありがとうございます。涙が出そうです!ありがとうございます。>私も実現したい命令(16ビット命令で16ビット数値の即値ロード)をもったCPUを作るべく・・・現在進行形と見ました!ぜひ、頑張って下さい!>電波科学は・・・15万円そうなんですかー、恐ろしいお値段。>東京都立図書館(立川)で必要刊のコピーを入手して来ました。それはすばらしい!! 調べたら、国立系大学の図書館に結構、所蔵されているようで、一般者も閲覧コピー可能の様です、便利な時代になりましたね。僭越ながら、30年前の図書は参考にされて、今流に設計されては、いかがでしょうか。何せ アクセスタイム 10nS で、256K x 16 のSRAM が500円程度で入手できる現代になりましたから、メイン・メモリ兼汎用レジスタてな具合で、SRAMも単なる一部品として使いまくれます。逆にロジックICが次々とデスコンになって行く昨今、「取りあえずICだけは買っときましょう」と皆さんに呼びかけたくなります。私は、この掲示板にも登場されます、duo6750さんの新作16bit-CPUを凄く楽しみにしているのです。8ビッターさんも、作られた際には、ぜひHPで公開ください!!〜 楽しみが増えました♪♪ Re: 電波科学・資料集め - e.naka 2011/12/28(Wed) 20:17 No.69 大学系図書館は人手オンリーの昔の管理が甘かったせいか、古い本ほど台帳上は所蔵していても実際は希少本が盗難にあっているケースがかなりあるようです。蔵書が多いほどインベントリや(司書さんの人事異動など)引き継ぎを完璧にするのは無理ですし。 利用頻度の低い本はレンタル倉庫に仕舞われていてすぐに閲覧出来ない、どこにあるのかわからないなども。レンタル倉庫の期限が来て更新する予算がないために、台帳はそのままで実際は廃棄の場合もあります。 汎用ロジックは、TIがカタログ(最新は2009年)上はまだかなり残っていますが、東芝はだいぶ寂しくなりました。 日立やNEC(まだ時々流通している)はずいぶん前にやめたのか、ルネサス刻印は見たことがありません。 IC(集積回路)ではない半導体製品も、耐性とか特性とか長期デリバリをあまり気にしないアマチュアレベルでは、使える代替品に適当に置き換えできるので気が楽です。 DIPタイプ5VのSRAMも32Kx8bit以上は、入手困難。そんな中で、大容量メモリではAlliance MemoryのAS6C4008-55PCN(512Kx8bit 55ns)、高速メモリではCypress SemiconductorのCY7C199CN-15PXC(32Kx8bit 15ns)が比較的入手が容易でしょうか。 前者は需要のある製造中止品のマスクを買い取り製造するメーカーですし、後者は測定器などの一時バッファで使用されるため、どちらもまだ製造中なのかもしれません。 端子が多くなるせいか、デュアルポートRAMの現行DIP品は見つかりませんでした。入手出来るものがあれば内蔵レジスタの代用に便利だと思うのですが。 Re: 電波科学・資料集め - 管理人tanacom 2012/01/14(Sat) 15:10 No.70 8ビッターさんのご質問がきっかけとなり、当方も福岡県立図書館に蔵書を発見し、欠けていた記事が、34年ぶりに全てコピーで揃いました。どれもこれも懐かしく、しみじみと、記事を読み返しました。ただ、次のことが、判明いたしました。1.EASY-4 の全回路図の掲載は、残念ながら無かった。2.一番重要なコントロール回路は、AND、OR、NOTの表現で図示してあり、具体的に7400や7402などでのNAND、NORの表示ではなかった。よって、普通の電子工作記事のごとく、同じ部品を購入し、回路図と説明に従い、組み立てれば、完成する、のではありませんでした。毎月、5ページほどの掲載枠しかないので、詳細説明が、出来なかったのだろうと、推測されます。ただ、逆にAND、OR、NOTの表現だから、理屈は良く読み取れ、勉強には、なるはずです(そこから自分で、NAND、NORに置き換えていけば作れる!)。今回、8ビッターさんのお陰で、懐かしい対面となりました、ありがとうございました。(^^)v
EASY-4とEASY-4jrは、同じアーキテクチャで、機械語レベルで互換と思って良いのでしょうか? (どなたか判る方教えてくださいませ)
Re: 無題 - 根飛清一 2012/05/01(Tue) 17:46 No.92 命令コードが異なる事とRegister操作命令が増えていますので,互換はありません. 命令数からするとJuniorというよりSeniorです.命令コードが異なる最大の理由は演算命令のデコードの省略化のようですね. レス感謝 - duo6750 2012/05/02(Wed) 17:41 No.94 了解です。重ね重ねレス感謝します。主メモリ単価の下落により、コンピュータの命令体系が歴史上どの様に変遷をしているかに興味があり、様々なコンピュータの命令体系を調べています。特に命令長が16bit固定のマシンで17bit以上のアドレス空間を扱うテクニックに興味があり、この点に関する様々なマシンの比較表を作成するために、色々と質問させて頂いた次第です。
「何もかも皆懐かしい」の一言です。私も大昔に、TTLコンピュータの作成を試みましたが頓挫しました。今年になってから当時のリベンジを決意し今年の秋に74LS382式8bit機を完成させました。現在74LS181式16bit機の作成に挑戦中です。いずれゆっくりと昔話でもしたいのですが、とりあえずはご挨拶まで。(以下は両者共、私のサイトです)http://22lab.web.fc2.com/DESIGN/TTL_computer_01.htmhttp://retrof.jpn.org/
Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/11/23(Wed) 11:02 No.21 ご訪問、ご記帳頂きまして、ありがとうございます!ネット界の先輩にご訪問いただき、私は今、大変感動しおります!duo6750さんがお作りになられた TTL-CPUである「RETROF-8」のサイトは、私は以前からよく拝見しておりました!そして「おーお仲間だ、すばらしいマシンだなー!」と勝手にファンになってました。私事で恐縮ですが、私がホームページを作ろうと決心したのは、中日電工さんのTTL-CPUであるMYCPU80のサイト http://www.alles.or.jp/~thisida/index.htm#mycpu250 を見たのがきっかけでした。ところが文才のない私なので、なかなかサイトが書けず足踏み状態でした。そんな時、duo6750さんのRETROF-8サイトを発見し、「お−こんな方がおられたー、素晴らしい!それも同年代の方だ!」とやる気100倍になり、そのお陰で、このサイトが完成しました。duo6750さんのサイト見てなかったら、未だに書きかけで公開出来てなかったと思います。そのduo6750さんから、ご記帳頂いて、感謝感激です、ありがとうございます。本当、懐かしい話をしだしたら止まらないと思いますので、追々。私もduo6750さんのサイト http://22lab.web.fc2.com/ にご挨拶返しを記帳させていただきます。duo6750さんは、来年頭に次期 TTLマシン16bit-CPUであるRETROF-16を計画なされておられるとの事で、すごく期待しております!これからも、どうぞ、よろしくお願いします。 Re: こんにちわ - duo6750 2011/11/30(Wed) 18:04 No.22 もしもシリーズありがとう御座います。ダブルワードやカラーグラフィックなど、私自身が作成準備中の16bit機(命令セット公開済み)と考え方が一致していたので、大変自信がつきました。配線の「根性論」も100%同意です。 ひとつだけ気になる点は相対ジャンプの要否です。8080がZ80になったとき、近所なら2バイト命令で分岐できることに感激したので、これだけは実装しようと思います。自分でも信じていないので、多分だれも信じてくれないと思いますが、次回作は20cm×15cmの自分でエッチングする片面PCBに、カラーディスプレイを含む全回路を押し込む予定です。それにしても、他のTTL自作派諸氏をも呼び込める、どこかゆっくり話せるSNS見たいなところはないもんですかね。 Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/11/30(Wed) 23:37 No.23 >ひとつだけ気になる点は相対ジャンプの要否です。そうでした、相対ジャンプを忘れていました。只今、もしもシリーズに追記いたしました、どうぞご覧下さい。>次回作は20cm×15cmの自分でエッチングする片面PCBに、カラーディスプレイを含む全回路を押し込む予定です。おぉ、これは驚愕です!全回路をですよね?! これは、すばらしいです。これが成功されれば、自作される皆様にとっては、超朗報ですね! 期待しております!>どこかゆっくり話せるSNS見たいなところは・・・本当、同感です。 Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/01(Thu) 19:16 No.24 相対ジャンプの御賛同ありがとう御座います。20×20cmなら何とか押し込めるのですが、サンハヤトさんの感光基板が20×15が入手容易な最大サイズなので、寝ても醒めてもフロアプランの原案作りの毎日です。(もちろん、TTLはDIPサイズ限定です)加えて、初期ブート(ROMは使いたくない)の方法も悩んでいます。ここだけはUSB接続でWindowsからモニタープログラムを落とし込もうと思っていますが、USB-パラレル変換の石を載せちゃうと「TTLのみ」に抵触する気がして迷ってます。 Re: こんにちわ - e.naka 2011/12/01(Thu) 19:56 No.25 サンハヤトより大きい200mmx300mmサイズで、片面紙フェノール感光基板で1150円、両面ガラスエポキシ感光基板で3100円です。 感光剤を銅箔基板に自分で塗布すれば、もっと安く上がりますね。廃液処理に困りますが。 http://www.pbfree.jp/kankoukiban/aboutkankoukiban/index.html Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/12/01(Thu) 23:33 No.29 >20×20cmなら何とか押し込めるのですがこの時点で驚愕しております。でも、e.naka さんの情報で大きい基板が入手可能のようですから、1つ解決でしょうか?。私がduo6750 さんを敬服します点のひとつに、あれだけのドリルの穴開けを、よくぞ完遂されたなぁと思います。でも次期16bitマシンは、8bitマシンの時の倍以上の穴開け点数になられるのでは、ないでしょうか? 私は、想像しただけで失神しそうです。>初期ブート(ROMは使いたくない)の方法も悩んでいますおぉ、IPL程度をROM搭載されるのかな、と推測しておりましたが、なるほど。私も「もしもシリーズ」書くとき、ブートの方法も追記で考えてみようと思っていたところです。何か浮かびましたら、また、本文へ追記いたします。>USB-パラレル変換の石を載せちゃうと「TTLのみ」に抵触する気がして迷ってます。うわー、この辺300%同感です。何かひとつ学問が出来るくらいのテーマですよね。またどんな形にせよ、PC機とのやり取りは、あった方が絶対便利ですので、それをどんな方法でやらせるかも、思案どころですね。 Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/15(Thu) 22:00 No.42 TTLコンピュータの次回作の構想が固まりました。http://retrof.jpn.org/R16/結局USBインタフェイスは「コンピューター本体ではなく、周辺装置だから、TTLのみには抵触しない」と自分自身に無理矢理言い訳してFT245Rを載せることにしました。既にWindows-SRAM間の転送回路をブレッドボードで試作し転送実験も終えています。 Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/12/16(Fri) 14:00 No.43 ご準備中のR16サイト拝見いたしました!>FT245R・・・TTLのみには抵触しないduo6750さんのご意見に大賛成!です。インターフェースの石はCPUの外側と私も考えます。おぉ、もうSRAMとの転送テストも成功との事で、着々と準備が進行されていますね!私は、R16の制御回路をどう作られるかが一番興味津々です。8bit機のごとくダイオードを使われるのか?、汎用ロジックを組まれるのか、はたまたGALやPALなのか。もしや、マイクロプログラム方式では?年明け1月1日からリアルタイム・スタートとのことで、大変楽しみにしております〜!! Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/17(Sat) 03:56 No.44 命令デコーダの設計は、一番「楽しい」ところだと思ってます。RETROF-16の基本思想は「デコードが不要になるくらい単純な(直交性の高い)命令体系にする」です。>8bit機のごとくダイオードを使われるのか?、汎用ロジックを組まれるのか、はたまたGALやPALなのか。シフト/入出力/HALT等の補助命令(これらは1個の74LS138でデコード)を除くと、命令は下記の1つだけです。従って命令デコード回路は無いかも?(まさか、冗談です)[ACCまたはPC]演算子[アドレッシング結果]→[ACCまたはPCまたはメモリ]PCとACCを同格に扱うことにより、単純な回路で相対ジャンプも実現できると考えています。但し、「プログラムカウンタに対する論理演算命令」とかいう様な意味の無い命令が大量に湧き出してしまいますが… ^^;まあ、口で言うのは簡単ですが、実際の所どうなるかは判りません。でも、こうして話の内容を理解して頂ける方に宣言してしまうことが、実際に製作を開始し、更にはそれを完成させる「気力の源」になると前作で学んだ次第です。 Re: こんにちわ - e.naka 2011/12/17(Sat) 07:50 No.45 >PCとACCを同格に扱うことにより、単純な回路で相対ジャンプも実現できる PCへの演算はDECの特許だったので30年前には真似出来なかったんですよね。>「プログラムカウンタに対する論理演算命令」とかいう様な意味の無い命令 論理演算子のときはPCでなくフラグレジスタへの操作になるようにすれば使い所があるかも。 Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/17(Sat) 11:27 No.47 >PCへの演算はDECの特許だったので30年前には真似出来なかったんですよね。知りませんでした。勉強になりました。(というか30年前に先に特許取っていたら、今頃大金持ちになってたかなぁ〜、と考えてしまいました)>論理演算子のときはPCでなくフラグレジスタへの操作になるようにすれば使い所があるかも。それも考えたのですがフラグは2個(ZとC)しかないので、演算や転送の対象となるフラグレジスタの設置は見送りました。朝からあれこれ悩んで、やっとISAを固めたのでHPにまとめました.http://retrof.jpn.org/ISA/(またまたここを自分のHPの宣伝に使ってしまいすいません) Re: こんにちわ - e.naka 2011/12/17(Sat) 13:47 No.48 >(というか30年前に先に特許取っていたら、今頃大金持ちになってたかなぁ〜、と考えてしまいました) 特許の成立はもっと前なので残念でした。PDP-11の有名な特許2つのうちの1つです。 もうひとつはメモリマップドIOなんですが、アドレス空間が不足すると周辺機器の互換性維持のため、メモリの方が別空間に取られるようになったとか。 詳しくはこの辺。http://h50146.www5.hp.com/products/software/oe/openvms/history/digital/pdpvax/index.html Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/12/18(Sun) 18:32 No.53 >命令デコーダの設計は、一番「楽しい」ところだと思ってます。本当そうですねー、この「楽しい」は、皆さんに声を大にして伝えたいですね〜。>[ACCまたはPC]演算子[アドレッシング結果]→[ACCまたはPCまたはメモリ]おぉ、なるほど!!考えましたねー!!! 確かにデコーダーいらんかも(笑)>PCへの演算はDECの特許だったので私も知りませんでした。これを特許で押さえられると、他のアーキテクトは辛かったでしょうね。>宣言してしまうことが・・・完成させる「気力の源」になる8bit機の時が見事にそうでしたねー(見てる方は感動でした)。R16でも凄く期待しております、でもゼロプレッシャーでよかですよ(熊本弁)!>フラグは2個(ZとC)しかないのでCarryフラグは、ご使用にはならないのですか?
命令セットと回路図が公開されていても(頭が固くなっているので)理解できないところがあります。 命令の実行ステップ数とか、R1/R0=1かつIx=1ではどうなるとか、Id=1かつM/im=0ではどうなるとか、など。 できれば、ブロック図のほかに状態遷移図があれば、うれしいです。 実装面で性能改善できないか考えてみたのですが、メモリと演算する命令セットなので、命令フェッチとアドレスデコードのパイプライン化は意味なさそう。
Re: 状態遷移図 - 管理人tanacom 2011/12/03(Sat) 11:54 No.31 おはようございます。状態遷移図は、これを作らないと見る方が解りにくいだろうと丁度、書こうと考えておりました。それを作れば、実行ステップ数も解説出来ますし。e.nakaさんは「それは、いい質問です」と言いたくなるような、ご質問を投げて下さるので、大感激です(そこまで深く見て頂いて〜)。ご質問の件についても状態遷移図付近でご説明できると思います。・・・少々お待ちくださいませ Re: 状態遷移図 - e.naka 2011/12/04(Sun) 10:16 No.32 楽しみに待っています。回路図を紙に出して蛍光ペンでなぞって、パズルを解くつもりで考えています。 思いついた性能改善手段は、ALUがメモリとレジスタに(ほぼ)同時アクセスできるよう内部データバスの2重化かなあ。 30年前はメモリがスピードのボトルネックとのことでしたが、メインメモリボードを更新した際にクロックアップとか検討されたんでしょうか。タイマやビデオ、IO周りがあるため単純ではないでしょうが。 Re: 状態遷移図 - 管理人tanacom 2011/12/04(Sun) 23:08 No.33 お待たせしました。本文のカテゴリに「動作原理」を追加しました。宜しければ、ご覧下さい。私は、かっこ良い状態遷移図は作れませんので(笑)、フローチャート的な図示で、命令実行サイクルを解説してみました。ご覧になれば一目瞭然でしょうが、>Id=1かつM/im=0ではどうなる?イミデートが優先されるので、アドレス修飾の作業はナシです。>R1/R0=1かつIx=1ではどうなる?こちらは、図示には出てきません。R1/R0=0かつIx=1とまったく同様な動作で、メモリから読み取ったデータが、R0ではなく、R1に入るだけです。本文で解説していますが、R1/R0に使った74198は、マスタースレーブ式のFFで構成されたレジスタなので、自分の出力と何かを演算した結果を自分にレジストする事が出来ます。よって、「R1/R0=1かつIx=1」は実行可能ですが、あまり意味のない命令となってしまいます。>2009年、メインメモリを新設した時、高速SRAMにして、パーフォーマンス改善を何故しなかったの?とにかく、無事生き返って、30年前のソフト達が、そのまま動いてくれる事が、最優先でした。(万が一、高速になるとゲームソフトに遅延を入れないと、早くて私には、遊べません・・・笑)本当は、DIPタイプで入手できる超高速SRAMが存在しなかったので、高速化は将来のお楽しみとしました。e.naka さん、追加記事お読みになって、また何か性能改善が浮かばれたら、ぜひご提案ください〜! Re: 状態遷移図 - e.naka 2011/12/05(Mon) 06:28 No.34 仕事が速いです (^_^;) おかげさまで、よく理解できました。 新たに沸いた疑問としては、Id=0の時もDサイクルに2ステップ必要か、なぜCNT=1のときステップの増加はないのか、などです。 ヒントをいっぱい頂いたので、もう少し自分で(楽しく)悩んでみます。>イミデートが優先されるので、アドレス修飾の作業はナシです。 既存のコードの未定義部分がどれかに固定されている場合に限りますが、M/im=0のときデコードとレジスタのセレクタを追加すれば、未定義部分にあと3条件押し込めますね。 追加するとすれば、オペランド対象(□)を、上位byteへのイミデート、PCレジスタ、コンディションフラグにする、などでしょうか。そうすれば、PCに加減算してR1に代入直後にブランチ命令をIx=1で実行すれば、相対ジャンプの代用になるかもとか。>よって、「R1/R0=1かつIx=1」は実行可能ですが、あまり意味のない命令となってしまいます。 何かプログラム上の裏ワザ的利用法があるのかと思っていました。2倍掛と加算を1命令で実行できるとか。 同じく既存のコードで未使用の場合に限りますが、R1/R0=1かつIx=1のときはR1でなくR0を加算するように変更した場合、(レジスタ選択の自由度が増して)プログラミングで何か嬉しいでしょうか。 機械語で本格的なプログラミング経験がないのでよくわかりません。マイクロコードのプログラミングをしていて出来ないときはマイクロ命令のハードの方を変更してもらいました。スタックとか(笑)>(万が一、高速になるとゲームソフトに遅延を入れないと、早くて私には、遊べません・・・笑) タイマ割り込みを使いやすくしたクロックに依存しないWAIT命令の追加が必要ですね(笑) 高速化は現状も70nsのSRAMなので、周辺をそのままに簡単に実現するならば、クロックはそのまま分周を2分周にし、(E1/E2は条件変更が必要なので)M1/M2の2ステップのみを1ステップに変更して1.5倍速くらいでしょうか。 つい嬉しくていっぱい書き込んでしまいました。 Re: 状態遷移図 - 管理人tanacom 2011/12/05(Mon) 15:55 No.35 >仕事が速いですありがとうございます、たまたま日曜日でしたので書けました。それにしても、e.naka さん、投稿されるお時間が「速いです」ね(^_^;)>M/im=0のときデコードとレジスタのセレクタを追加すれば、未定義部分にあと3条件押し込めますね。 おぉ、これはグッドアイディア! TANACOM-1A に即採用したいです。その他のご提案も、面白そうです。即答せず、じっくり考えてみます。コンピューターのアーキテクチャや、命令セットを考えるのは、実に楽しいですね!1点、当時を思い出しますに、命令デコードに、独立したD-FF のフレーズを与えていないので、色々な条件でセレクタ等を多用して、解読作業をやらせた場合の、「遅延」による、ご動作を相当心配していました。OPコードの頭4bit の状態は、デコーダー74154よりも先読みさせるために、7420のNAND を使ったりで、とにかく「遅延が招く誤動作」には、気を配っていました。よって、便利だけど複雑な命令セットは、選ばなかったのだと自分を推理します(作る大変さも、鑑みて)。e.naka さん、また蛍光ペンにぎって、頑張って下さい(^_^;) Re: 状態遷移図 - e.naka 2011/12/11(Sun) 07:28 No.39 >とにかく「遅延が招く誤動作」には、気を配っていました。 実行ステップ数を減らすため、遅いRAMアクセスに隠れるよう命令デコード周りが非同期設計なんですね。IR回路やPHASEコントロール回路は、素子遅延も考慮して解読する必要があると。 今手に入る部品で復刻しようとしても、そのまま74LSシリーズや74HCシリーズに置き換えられなさそう。もっとも、VIDEO回路で使っているCGROMなんか絶対入手不可能ですし、汎用ROMなどによる回路変更は必須なんですが(^_^;)>便利だけど複雑な命令セットは、選ばなかった とにかく美しくてシンプルな回路構成に惚れ惚れします。シンプルなだけの回路でなく必要十分な命令とアドレッシングを持つのも素敵です。 組み合わせ回路のところをGALに置き換えるだけで、ずっと部品点数を減らせそう。256K SRAMと合わせればA3回路図一枚に収まるんじゃ。 Re: 状態遷移図 - 管理人tanacom 2011/12/11(Sun) 19:27 No.41 >命令デコード周りが非同期設計なんですね。素子遅延も考慮して解読する必要があると。素子遅延考慮は、ほんのちょっとだけで、何かたいそうな設計ポリシーがあった訳では、ございません(^_^);>今手に入る部品で復刻しようとしても、そのまま74LSシリーズや74HCシリーズに置き換えられなさそう。いえいえ、多分、今と同じクロック周波数で良ければ、74HCシリーズでも、動く、と予想しています。フェッチサイクルの終わりがけに命令をデコードと、申しましたが、もう少し、詳しくご説明しますと、フェッチサイクルにより命令を取得後、次のフェーズにバトンタッチするまで、100 nSマージンがあるのです。よって、この100 nSの間に、デコードが完了しさえすれば、大丈夫なのです。実はこの100 nSマージンは、全てのフェーズが内包しています。ただ確かにALUの演算結果で、オールゼロを判定する回路には、74S02と74S30 を使っています、スピード的にここを一番心配しました。そこだけは、CMOSタイプの74シリーズでも、何か高速版に置き換えればと思います。>もっとも、VIDEO回路で使っているCGROMなんか絶対入手不可能ですし、汎用ROMなどによる回路変更は必須なんですが(^_^;)そう言えば、TANACOM-1のちょっと後の頃、PCG(プログラマブルCG)というのも流行りましたですねぇ。実は私は、VRAM回路は、CPUの外側だという感覚が強く、市販のVGAが取り付けられたらなあと思うほどです。てもVRAMもロジック回路を組み合わせて・・・と言う、自作派のお気持ちも良く解ります。>とにかく美しくてシンプルな回路構成に惚れ惚れします。シンプルなだけの回路でなく必要十分な命令とアドレッシングを持つのも素敵です。うわー、とても嬉しいお言葉、涙が出そうです、ありがとうございます!!>組み合わせ回路のところをGALに置き換えるだけで、ずっと部品点数を減らせそう。「超マシン誕生」の本で触れましたEclipse MV/8000 は、当時出たばかりの「PAL」を挑戦的に採用しました。そのPALとか、GALには、憧れがあります。GALは、今でも千石電商さんで入手できますねー。 Re: 状態遷移図 - e.naka 2011/12/17(Sat) 08:29 No.46 >いえいえ、多分、今と同じクロック周波数で良ければ、74HCシリーズでも、動く、と予想しています。 組み合わせ回路部分にて信号の確定順が逆転するとひげが出る箇所があるが阻止遅延を考慮すると大丈夫な箇所などで、高速なロジックに置き換えると問題があるんじゃないか、と心配していました。 自分が読み解けた限りでは、そういうまずい設計はしていなくてきれいな設計でした。>てもVRAMもロジック回路を組み合わせて・・・と言う、自作派のお気持ちも良く解ります。 自分なら、DIPなら見た目雰囲気損なわないので、74181がありならカウンタに過ぎないMC6845系もアリと妥協してしまいます。さすがにCPU製作なので、PICとかマイコン使用は悲しいので自重しますが (^_^;)>そのPALとか、GALには、憧れがあります。 TOP853やTOP2005+などの数千円の廉価な汎用ライタが入手でき、無償の論理合成ツールのLattice ispLEVER ClassicがGALに対応しているため、デバイスの入手さえできるなら金銭的技術的敷居は低いです。 論理合成(というほどでもない)ツールは、昔懐かしいPALASMも今では無償で入手できます。 Re: 状態遷移図 - iruka 2011/12/17(Sat) 23:14 No.49 >そのPALとか、GALには、憧れがありますLatticの16V8Aとか20V8Aならいくつか持ってます。(たしかあれってfuseなので消せなかったような気がする・・・)へんてこな合成ツールを書いて、論理式からJEDECへ変換とかやってました。ライターはMINATOのやつがありました。主にアドレスデコーダでメモリーチップのCEとか作るのに使ってました。74LS138で作るとアドレスが多くなったときに外部に付け足しロジックが増えるので。TTLに比べてゲート数は多いですけど消費電力もやや多かったような記憶があります。 Re: 状態遷移図 - iruka 2011/12/17(Sat) 23:55 No.50 GALについては相変わらずChaNさんのページが詳しいです。http://elm-chan.org/docs/gal.html少し思い出してきたのですが、PAL16V8はOTPで消せなかったのですが、GALのほうはEEPで再プログラミング出来たと思います。そういえば、論理式を書き換えてメモリーマップを変更できたような気がします。TTLがディスコンになってしまったらGALで互換品を焼くという手がありますね。ちょっと高くつきますが。 Re: 状態遷移図 - e.naka 2011/12/18(Sun) 06:27 No.51 AND-ORアレイの片方が固定で多品種で対応するのがMMI社のPAL、両方がプログラマブルなのがLattice社のGAL。 バイポーラ世代がFUSEによるワンタイム品、MOS世代がPROMによる再利用可能品で、GALは最初からMOSで、PALはAMD社の買収後にMOSに移行だったはず。 残念ながらPALもGALもほぼディスコンになってしまいましたが、大量に使われたためパッケージにこだわらなければストック品が入手可能です。 Re: 状態遷移図 - 管理人tanacom 2011/12/18(Sun) 18:28 No.52 >確定順が逆転するとひげが出る箇所があるが・・・そういうまずい設計はしていなくてきれいな設計でした。おぉ、30年前の私がホッとしましたー(笑)。そこまで深く回路を見て頂いて、ありがたいです!>MC6845系もアリと妥協してしまいますこちらにも同感できます。H8とかの出力装置として、CPLDで作ったVGAの記事とか目に止まり、一瞬、採用しようかと思ってしまいます。e.nakaさん、irukaさん、GALなどのお話、お詳しいですね、とても参考になりました。でもTTL等ディスコン話が増えてくると、とても寂しく感じますねぇ。
TTLだけでミニコンピュータを作る時代ってなんだか憧れます。一から作るのは大変そうですが、自分もやってみたい!なんて思いました。4ビットの製作からはじめてみようかと思います。なによりコンピュータの概観がかっこいいですね^^トランジスタ技術やラジオの製作、初歩のラジオ、I/Oではマイクロコンピュータの製作記事を見たことがあるのですが電波科学での掲載は知りませんでした。何年の何月位の掲載でしょうか??
Re: 根性の賜物 - 管理人tanacom 2011/12/23(Fri) 20:21 No.62 ご訪問&ご記帳頂きまして、ありがとうございます。>なによりコンピュータの概観がかっこいいですね嬉しいお言葉、ありがとうございます(^^)v>4ビットの製作からはじめてみようかと思いますぜひ、頑張ってください!!maroojisanさんの最終目的をどこにされるかで違ってきますが、個人的な意見ですが、製作の手間や苦労の点から見ると、4ビットも8ビットもそれほど変わらないかも知れません。すなわち、8ビットの手間は、4ビットの倍まで行かないと思われます。それだったら8ビットの方が・・・いらんお世話でした、失礼いたしました(^^;;>電波科学での掲載・・・何年の何月位の掲載でしょう1977年3月に偶然購入しました。ただ、連載の1号記事ではなく、途中の号でした。そこから数ヶ月間、購読したと思います。 Re: 根性の賜物 - maroojisan 2011/12/24(Sat) 06:09 No.63 アドバイスありがとうございます!参考になる製作記事も8ビットが多いのでパネルつきの本格的なのは8bitで作ろうかな・・と思います。(完成未定^^)お答え頂きありがとうございます。1977年でしたか・・・ラジオの製作でも連載でコンピュータ製作していた時期ですね。お答え頂きありがとうございます。ラジオの製作の記事は持っているので参考にしつつ、電波科学の記事も集めてみようと思います。 Re: 根性の賜物 - 管理人tanacom 2011/12/26(Mon) 12:03 No.65 >ラジオの製作の記事は持っているので・・・電波科学の記事も集めてみようと思いますmaroojisanさんに、ただならぬ、パワーを感じますー(笑)電波科学について、少し調べてみました。本文「徒然」に、「EASY-4を作られた「根飛雄太」さんにお会いしたい!」を追記しました。私の手元には、それの4,6,7,8,9,12月号のコピーが辛うじて残っています。しかし、昔のコピーなので、文字が大分薄れつつあります(絶滅するかも?)。
>>フラグは2個(ZとC)しかないので>Carryフラグは、ご使用にはならないのですか?いまんとこ、条件付分岐はZero,Not zero,Carry,Not carryの4つを予定しています。基板面積に余裕があれば、ACCの最上位bitを見るMinus,Not minusも実装したいのですが、その余裕は無さそうです。今現在の書きかけのPCBレイアウトhttp://retrof.jpn.org/1219R16.JPG>でもゼロプレッシャーでよかですよ(熊本弁)!プレッシャーは無いけど、「なまら疲れるべ」(北海道弁)
Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/19(Mon) 20:48 No.55 あれ? 別のスレッドになちゃった。(すいません、操作ミスです) Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/12/20(Tue) 00:34 No.56 (ZとC)でしたね、ご無礼いたしました。そうですか、Minus,Not minusは捨てがたい所ですが、制約条件が阻むのですねぇ。PCBレイアウトも大分進まれてますねぇ!CPU本体は2012年の早い段階で完成しそうな勢いですね。でも、あの面積に、そのアーキテクチャー構成パーツが収まるなんて、どう考えても凄すぎます。 インスタントレタリング? - duo6750 2011/12/21(Wed) 06:58 No.57 >あの面積に、そのアーキテクチャー構成パーツが収まるなんてまだ収まるか否か微妙な所ですが、TTLの向きを変えたり、ずらしたり、74LS245をあえて74LS243×2に変更したりしながら、「究極のパズル」を楽しんでます。 ところで、一つ質問です。TANACOM-1は、惚れ惚れするほどの大変美しい「顔」をされていますが、フロントパネルの文字は30年前の普通のインスタントレタリングなのでしょうか?全く、剥げたり欠けたりしてない様に見えますが、単に保存状態が良かっただけなのか、何か特別な施工を施したのか、教えていただけませんか? Re: レタリング? - 管理人tanacom 2011/12/21(Wed) 10:19 No.58 >74LS245をあえて74LS243×2に変更したりしながら、「究極のパズル」をあぁ、これも楽しそうですねー>惚れ惚れするほどの大変美しい「顔」をされていますが何とありがたいお言葉、嬉しい限りでございます。>インスタントレタリング?ご明察です。30年前、地元の電子パーツ店に売ってあったインスタントレタリング、そのものです。その時、一緒に置かれていたと推測される、クリアなウレタン系?スプレーをレタリング文字保護の目的で吹き付けております(もしかすると、それ専用として売られていたのかも知れません)。パネルは、アクリルですが、接近して塗布したためスプレーのムラが出てしまいました。もっと離してやるべきでした。でも写真では気づかない程度でしたので、良しとしました(笑)そう言えば本当、何百回とパチパチやってるはずですが、SWRの周囲も、文字はげ等ありませんでした。もしや〜、外観の構想が始まられましたねぇ♪ Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/22(Thu) 06:58 No.59 >クリアなウレタン系?スプレー詳細ありがとう御座います。やはり当時のレタリング固定材でしたか(化学物質規制のせいか現在市販されている固定スプレーは保護力があまり強くないらしいのです)>もしや〜、外観の構想が始まられましたねぇ♪当りです。 外観はPCBを透明アクリル板でサンドイッチし、上のアクリル板にSWとLEDを並べることにしているのですが、悩んでいるのは、そのアクリル板に対する文字印刷(?)です。手元にあるインレタは乾燥しちゃって使いものにならないし、新しいのを購入しようとしたら、気に入ったフォントは絶版になっているし、テプラは作品の時代背景に合わないし…と言ったところで足踏み中です。(いっそのこと、アクリル板を直接インクジェットプリンタに押し込もうかとも考えました ^^)まあ、納期や締切があるわけでもないので、のんびり考えたいと思います。 Re: こんにちわ - e.naka 2011/12/23(Fri) 15:23 No.60 自作アイロンプリントなんてどうでしょうか。 トナーが剥離するよう、耐熱性のあるOHPシートを洗濯糊でコーティングして、レーザープリンタで印刷するだけです。 ただの銅箔基板に転写してエッチングしたらプリント基板も作れるそうです。感光基板いらずですね。 Re: こんにちわ - duo6750 2011/12/25(Sun) 09:51 No.64 PCBパターンの熱転写作成にも興味はあるのですが、20cm×15cmのPCBにアイロンで一様に熱や圧をかけるのは私には多分無理です。「パウチっ子」や「焼肉用のホットプレート」を使う方法もありますが、やはりA6〜A5サイズ以上は難しいと思います。もちろん、何度も試行錯誤を繰り返し、ノウハウを蓄積すれば大きなサイズの微細パターンでも作成は可能だとは思いますので、機会があればチャレンジしてみたいとも思っています。 Re: こんにちわ - 管理人tanacom 2011/12/26(Mon) 12:32 No.66 >外観はPCBを透明アクリル板でサンドイッチしおぉ、透明、良いですね〜♪それこそ真空管アンプのごとく、その主役たる TTL-IC の姿を隠しては、もったいない!と、なると、透明な板に、単なる文字だけでは、背景と混在して、見づらいでしょうから、バックグラウンド付き文字?にすべきでしょうか。であれば、やはりラベルシール用シートにお気に入りのフォントを使いインクジェットで印字し、カットして貼る?が、手っ取り早いでしょうかねぇ。XY制御のサンドブラスト装置で、アクリル板に、どんな文字や絵でも彫り込みます、というサービスが地元熊本にもあり、手数料は、数千円だったと思います。これなら、基板の中に配置した LED の明かりで、アクリル板の上に、良い具合に文字が光ってくれて・・・。う〜ん、悩みどころ、ではありますねっ(楽しいけど)♪
すいません。書いていて誤りに気づきました。×EEPROM○UV−EPROM当時のは、紫外線消去用の石英ガラス窓が開いていてPROMのチップ表面がよく見えるやつでした。EEPはもっと後で出てきた、電気(高電圧)で消去するタイプです。石英ガラスが要らないので安く作れます。ところで、IPLのお話の続きですが、ホストコンピューターとの接続はシリアルポートが適しているのではないでしょうか。USBシリアルケーブルなら秋月で1000円くらいで売ってますし、その先のTTLコンピュータ側はTrでレベル変換してシフトレジスタに入れるなり、ソフトウェアでポーリングするなりすればコミュニケーションは可能かと思います。IPLを極力短く書くためにはシフトレジスタで8ビット値が溜まるようにしておいて、それをうまく同期して取り込むような工夫が要りそうですね。
Re: 間違えました - e.naka 2011/12/11(Sun) 07:03 No.38 ROM無ブートのしくみは、起動時のみ例外的に、IO->RWM間のブロック転送命令が発生すればいいんですよね。スタート番地がNOPだったときは特別にブロック転送命令を実行するでもいいし、もっと単純に命令デコーダの起動用モード切り替えスイッチがあってもいい。 古のワンボードマイコンCOSMAC Elfは、ブートROMもモニタROMもないのにキー入力やLED表示ができたそうなんですが、どういう仕組みなんでしょうね。 Re: 間違えました - 管理人tanacom 2011/12/11(Sun) 19:26 No.40 >5101とか6116あーこの型番聞くだけで、とても懐かしいですねぇ。なるほど、irukaさんのSC/MP-IIは、CMOSタイプSRAM乾電池バックアップ方式だったのですね。そして、パチパチと16進モニタを1回だけ打ち込みさえすれば、次からは一発立ち上げ。何と羨ましい!電池切れしない限り、パチパチでの再打ち込みは必要ないでしょうから。今、FLASHとは別の仕組みで、不揮発性の高速SRAMが出ているようで、それを使えば、ROMの実装や乾電池バックアップを考えなくて良いかなと想像しております。もちろん、最初のパチパチをどうするかの問題は、残りますが。irukaさんのおっしゃる通り、非ROM方式の場合のIPLをどうするかを、また考えるのが楽しいですよね。TANACOM-1 の場合も、パチパチのSWRと、プログラム書き込みSWの部分をATMEGA168等のAVRに乗っ取らせれば、いけそうだなと空想してしまいます。
はじめまして,EASY-4製作者です.このweb-siteを見つけましたので”返信”します.1978年製作のが生きているのですね,びっくりしました!では.
Re: From EASY-4 - 管理人tanacom 2012/04/19(Thu) 19:54 No.81 2012年に、こんな奇跡を体験できるとは!!!!!!!!EASY-4製作者ご本人様から、書き込み頂けるとは、夢のようです!!!!!!!!はじめまして、そして、誠に、誠に、ご記帳ありがとうございます。今の気持ちを何と表現したら良いか判りません、只今、震っ震えております。EASY-4製作関係者(会メンバー)様と、何とかご連絡が付かないだろうかなぁ、とずっーと思っていました。その気持ちを、HP上でも、こっそり書いて忍ばせておりました。もしかすると、読者の中から「その方なら知ってますよ」と情報を得られるかもしれないと期待して・・・。そして、何度また、グーグルで「 EASY-4 」と検索したやら・・・。まさか、当事者様から、書き込み頂けるとは・・・本当にありがたいことです!ご迷惑にならない範囲で、また差し支えない範囲で、当時の EASY-4 、またその後のお話など、お聞きできたらなぁ、とか思ってしまいます。今は、パニクッていますので、うまく文章が書けません・・・続きは、気持ちが落ち着いてから、書かせていただきますーー・・・ Re: From EASY-4 - duo6750 2012/04/19(Thu) 21:15 No.82 tanacomさんお久しぶりです。 根飛清一さん初めまして。34年の時を超えた奇跡! 私も是非、お話を聞きたいです。
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